クルーズ船乗客「80歳以上に追加検査検討」 菅官房長官 


 菅義偉(すがよしひで)官房長官は10日午前の記者会見で、横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」での追加のウイルス検査について「80歳以上で体調がすぐれない人などにできる限り検査をするという方向で対応している」と述べた。

 一方で、船内の全員を検査することに関しては「一日の処理件数は一定の限界があり、検査体制の拡充に取り組んでいるが、(他の)地域で疑わしい症例を検査し発生状況を見極めていくためには、バランスも念頭に置きながら対応していく必要がある」と否定的な見方を示した。

 また、菅氏は船内にいる米国人について米国政府が移送を日本政府に打診したとする報道について「米国政府ともさまざまなやりとりを行っているところだが、詳細については差し控えたい」と説明。「今後とも米国を含む関係国としっかり連携しながら取り組んでいきたい」と語った。



Source link