勤務先の児童養護施設の入所者にわいせつな行為をしたとして、埼玉県警少年捜査課などは12日、児童福祉法違反の疑いで、同県北部の施設のアルバイト職員、広瀬裕也容疑者(21)=群馬県太田市台之郷町=を逮捕し、さいたま地検に送検したと発表した。「2、3回やった」と容疑を認めている。
逮捕容疑は昨年7~10月、施設の個室内で、入所していた埼玉県内の10代の女子高校生の体を触るなどのわいせつな行為をしたとしている。
同課によると、先月7日、別の施設に移った女子高校生が「前の施設でいやらしいことをされた」と加須署に相談していた。広瀬容疑者は昨年4月から施設で夜間の勤務を担当しており、1人態勢で業務にあたっていたという。