スマートフォン決済アプリ「ペイペイ」を悪用して書籍をだまし取ったとして、大阪府警高槻署は12日、詐欺容疑で同府高槻市栄町の専門学校生の女(20)を逮捕した。容疑を認めており、同日釈放した。今後は任意で調べる。
逮捕容疑は、昨年11月30日、同市内の書店でペイペイのQRコード決済を悪用。書籍13冊(8078円相当)を807円で決済してだまし取ったとしている。
同署などによると、ペイペイのQRコード決済は、客が決済画面に商品代金を入力し、店員が代金を確認した後に、客が支払いを完了させる仕組み。
女は「店員のすきを見て金額の下一桁を消した」と供述。同署は店員に代金を提示してから決済を完了するまでの間に金額を操作したとみている。