槙原敬之容疑者の自宅からガラス製パイプを押収 薬物使用のためか

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東京湾岸警察署前に入る槇原敬之容疑者を乗せたと思われる車=東京都江東区(蔵賢斗撮影)

東京湾岸警察署前に入る槇原敬之容疑者を乗せたと思われる車=東京都江東区(蔵賢斗撮影)

 覚醒剤と危険ドラッグを所持したとして、覚せい剤取締法違反容疑などで歌手の槙原敬之(のりゆき)(本名・範之)容疑者(50)が警視庁に逮捕された事件で、覚醒剤などとともに、薬物を使うために用いるガラス製のパイプが見つかっていたことが14日、捜査関係者への取材で分かった。

 警視庁は、平成30年4月に、槙原容疑者の当時の自宅を家宅捜索した際、覚醒剤0・083グラムと「ラッシュ」と呼ばれる液状の危険ドラッグ64・2ミリリットルを押収。捜査関係者によると、槙原容疑者は所属していた芸能事務所関係者の男性と同居しており、パイプは槙原容疑者の部屋で発見された。また、押収されたラッシュは小瓶に入っていたという。

 同居の男性は覚醒剤を30年3月に所持したなどとして、覚せい剤取締法違反の罪で起訴され、有罪判決を受けた。その後の捜査で槙原容疑者の関与が強まり、警視庁組織犯罪対策5課は13日、逮捕に踏み切った。

 組対5課は14日午前、槙原容疑者を送検した。

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