台風19号、関連死4人認定 福島・いわき

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 福島県いわき市は14日、昨年10月の台風19号で被災後に亡くなった同市の50代から90代までの男女4人を災害関連死に認定したと発表した。福島県によると、台風19号による関連死の認定は県内では初めて。共同通信の集計では、台風19号による死者は97人(災害関連死含む)で、行方不明者は4人となった。

 いわき市によると、93歳女性はアパートに転居後に体調が悪化し、昨年12月に腎不全で死亡した。86歳男性は自宅1階が浸水したため2階で生活していたが、デイサービスから帰宅後に動けなくなり、救急搬送されたが心不全で亡くなった。

 親戚宅に避難後、自宅に戻った82歳女性は同11月に倒れ、救急搬送されたが心不全で死亡。鬱病の療養中に被災した59歳女性は同10月、自宅で自殺した。

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