李明博・韓国元大統領に懲役17年 収賄など控訴審判決

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 19日、ソウル高裁の法廷に向かう韓国の元大統領、李明博被告(右)(聯合=共同)

 19日、ソウル高裁の法廷に向かう韓国の元大統領、李明博被告(右)(聯合=共同)

 【ソウル=名村隆寛】在任中の収賄や横領などの罪に問われた韓国の元大統領、李明博(イ・ミョンバク)被告(78)の控訴審判決で、ソウル高裁は19日、李被告に懲役17年(1審判決・懲役15年など)、罰金130億ウォン(約12億円)などの実刑判決を言い渡した。

 李被告は2008~13年の在任中に、サムスン電子などから巨額の賄賂を受け取った収賄罪や、実質的な所有会社から巨額の資金を横領した罪に問われていた。検察はサムスンからの収賄額を一審から約51億ウォン増額した上で、懲役23年などを求刑していた。

 李被告は二審途中の昨年3月に健康問題などを理由に保釈されていたが、再び拘束された。

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