[ad_1]
令和4年3月の開業を目指し宇都宮市などが整備を進めている次世代型路面電車(LRT)に関し、停留場のデザインや機能などが発表された。LRTのシンボルカラーの黄色が施され、ベンチに大谷石を利用するなど、沿線の同市や芳賀地域の風土が反映されたデザインになる。停留場の仕様は、LRT事業を協議する芳賀・宇都宮基幹公共交通検討委員会が発表した。
JR宇都宮駅東口と芳賀地域をつなぐ優先整備区間(14・6キロ)には、停留場が19カ所配置される。基本はホームの片側だけを使用する「相対式」だが、起点・終点などはホームの両側を使用する「島式」になる。いずれも安全性やバリアフリーを確保し、快適な待合機能やわかりやすい運行表示にする。
停留場の柱や屋根は、無彩色にして車両を引き立てるシンプルなデザインに。シンボルマークや乗車位置などの各種サインにコンセプトの「雷都を未来へ」を表現する黄色を配色。ベンチに大谷石を使用するなど、沿線を象徴する地場産材を活用するとした。
また、各停留場には地域特性をデザインで表現する個性化スペースを設置。表現方法については、ガイドラインを設け県デザイン協会の協力で取り組みを進めていく。
このほか、同委員会は、LRTのJR宇都宮駅西側延伸について、2年度内の早い時期に整備区間を決定していくとした。(松沢真美)
[ad_2]
Source link