東京円、111円台前半 9カ月ぶりの円安水準


 20日午前の東京外国為替市場の円相場は1ドル=111円台前半で取引が始まった。昨年5月上旬以来、約9カ月ぶりの円安水準。消費税増税後の国内総生産(GDP)がマイナス成長に転落したことや、新型コロナウイルスの政府対応に対する不安感から海外投資家が円を手放す動きが進んだ。

 午前9時現在は前日比1円10銭円安ドル高の1ドル=111円21~22銭。ユーロは1円28銭円安ユーロ高の1ユーロ=120円22~26銭。

 米株高を背景にドルを買って円を売る動きも優勢となった。



Source link