岡田直樹官房副長官は28日午後の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、一部地域でトイレットペーパーの買い占めが起きている状況について「産業界からは、これらの品物は潤沢にあると聞いており、現在も通常通りの生産、供給が行われている」と説明した。その上で「安心して落ち着いた行動をし、買い占めや転売などの行為によって必要な方に届かないことがないように協力をお願いしたい」と呼びかけた。
トイレットペーパーについては、新型コロナウイルス対策のためのマスクの増産によって原材料が不足して品薄になるなどの情報がインターネットやSNS上で拡散し、熊本県内で買い占めが起きていた。