カブールの集会で銃撃 27人死亡 タリバンは関与否定





6日、アフガニスタンの首都カブールで開かれた集会に対する銃撃で親戚が死亡したと聞いて悲しむ男性(ロイター)

 【マニラ=森浩】アフガニスタンの首都カブールで6日、政権ナンバー2のアブドラ行政長官が出席していた集会で銃撃があり、現地メディアによると、少なくとも27人が死亡した。アブドラ氏は無事だった。犯行声明は出ていないが、イスラム原理主義勢力タリバンは関与を否定する声明を発表した。2月29日に米国とタリバンの和平が成立してから、カブールでの大規模攻撃は初めてとみられる。

 アブドラ氏は昨年9月投票の大統領選でガニ大統領に敗れたが、結果を不服として独自の政権の樹立を表明。ガニ氏との対立は10日に開始が予定されている政府とタリバンとの直接対話に影響を及ぼす可能性が指摘されている。



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