北京有力紙の前社長の党籍剥奪 規律違反を理由に

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 【北京=三塚聖平】中国共産党の北京市規律検査委員会は、北京の有力紙、新京報の戴自更前社長の党籍と公職の剥奪を決めた。党中央規律検査委員会が6日、ウエブサイトで発表した。「公費で宴席を設けたり、非上場株式を保有して巨額の利益を得たりした」として、司法機関へ移送するとしている。

 新京報は2003年に創刊し、都市部住民向けの総合紙「都市報」として調査報道などにより部数を伸ばしてきた。戴氏は、同紙が創刊された03年から17年まで社長を務めた。

 香港メディアは、経営の違法性を指摘されて公的管理下に置かれた中国保険大手「安邦保険集団」の元会長を擁護する記事が、戴氏の社長在任時に掲載されたことが問題視された可能性があると指摘していた。当局の発表では「党の宣伝工作で不正確に職責を履行し、好ましくない影響を引き起こした」と強調している。

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