政府、新たにイタリア5州などを入国禁止対象に





9日、イタリア北部ミラノの駅で、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、乗客をチェックする警察官と兵士(AP)

 政府は9日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染を防ぐ水際対策として、新たにイタリアの一部などからの入国を原則拒否する方針を固めた。10日に首相官邸で開く政府の新型コロナウイルス感染症対策本部で決定する。政府関係者が明らかにした。

 新たに入国禁止の対象とするのは、感染が拡大しているイタリアの北部のロンバルディア州など5州と、サンマリノ共和国に滞在歴のある外国人。また、すでに一部地域を入国拒否の対象としているイランについても、対象地域を拡大する。

 外務省は6日、イタリアロンバルディア州について、感染症危険情報をレベル3に引き上げ渡航中止を勧告していた。



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