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ジャズ歌手のギラ・ジルカ(50)が、昭和の歌謡曲をモチーフにした自作曲を中心に歌うユニークなアルバム「50」を出した。ギラ・ジルカはテレビやラジオでタレントとして活動するほか、多数のCMソングを歌ってきたが、大手レコード会社の流通網に乗る作品はこれが初めて。
「キャッチフレーズは、50歳のメジャー・デビュー。半世紀の節目で、今までやっていなかったことを探したら『メジャー・デビュー』だった。今回、ご縁があって果たせました」と笑顔を輝かせる。
父親は、イスラエル人。神戸市のインターナショナルスクールの高校を卒業すると、ジャズのアルトサックス奏者を目指して、米バークリー音楽大学に留学した。
だが、サックスは1年で挫折。演奏の基礎の欠如を痛感した。悩んだ末、2年生から歌に転向。「うまくなるのを待っていたら、何もできない」と、積極的に挑戦させてくれる教師と出会い、卒業することができた。
新作は、聞いて育った歌謡曲を自分なりに再現した。シティ・ポップ風もあれば、セクシーなムード歌謡風もある。このごった煮感覚が、まさに昭和の歌謡曲そのものともいえる。
「私の根っこはあくまでジャズ。でも、いろいろな歌を歌いたい」。50歳まで、さまざまな経験を積んだからこそ歌える独自の世界がある。(石井健)
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