【関電新社長会見詳報】(1)岩根前社長「公表判断できず痛恨の極み」 

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記者会見する関西電力の森本孝新社長(右)と岩根茂樹前社長=14日夜、大阪市(柿平博文撮影)

記者会見する関西電力の森本孝新社長(右)と岩根茂樹前社長=14日夜、大阪市(柿平博文撮影)

 関西電力の森本孝新社長と岩根茂樹前社長が14日夜、大阪市の関電本店で記者会見した。会見では冒頭、岩根前社長が陳謝。続いて森本新社長が就任にあたっての抱負と、一連の問題についての対応を説明した。

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 岩根「まず昨日、高浜発電所で協力会社の社員が事故でお亡くなりになる、重大な事故を発生させてしまいました。ご冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、ご一族の皆さまを始め、関係者に深くおわび申し上げます。また、今般の金品の受け取り問題でお客さまや社会の皆さまからの信頼を裏切り、多大なご迷惑をおかけしていることに改めて深くおわび申し上げます」

 「第三者委員会で約5カ月にわたり、客観的事実を徹底的に調査し、根本原因や再発防止の提言を取りまとめてもらった。委員や事務局に対し心より感謝申し上げる。私からは総括的な受け止めを述べたい。たいへん厳しい結果となったが、厳粛かつ真摯に受け止めている。問題が長年続いてきたことを大いに反省している。私も金品受け取りの当事者であり、経営トップとして組織的に対処できなかった。取締役会への報告、外部への公表の判断ができなかったことは痛恨の極みだ。こうした事態を招いた経営責任を取り、昨年10月にお約束した通り、本日付で辞任する」

 「後任については人事報酬等諮問委員会を経て森本が選定された。ここ一番の決断力に加え、バランス感覚に優れるとともに、企画営業部門などの幅広い経験を有している。困難を乗り切るためのリーダーとして最適な人材とコメントを受けている。今回の事態を打開して関電グループ全体を力強く牽引してくれると信じている。今後は全社一丸となって再発防止策を確実に実行し、お客さま、社会にもう一度信頼される新しい関電を創生してほしいと心から願っている」

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