アフリカ感染者千人超える 急増にも外出制限に二の足

[ad_1]



21日、ケニアの首都ナイロビの屋外市場で、手押し車に消毒剤をかける保健省当局者(AP=共同)

21日、ケニアの首都ナイロビの屋外市場で、手押し車に消毒剤をかける保健省当局者(AP=共同)

 アフリカで新型コロナウイルスの感染者が急増している。54カ国のうち約40カ国で感染者が出て21日に計千人を超え、人数は1週間で5倍以上になった。十分な保健医療がなく検査態勢も不十分で、実際は千人を大きく上回っている恐れもある。各政府は経済活動停滞につながる外出制限に二の足を踏んでおり、拡大食い止めには難航しそうだ。

 「最悪の事態に備えないといけない。目を覚まそう」。エチオピア出身のテドロス世界保健機関(WHO)事務局長は18日、アフリカ諸国に危機感を持つよう訴えた。

 当初、アフリカの主な感染者は、欧米やアジアに渡航歴がある人たちだったが、渡航歴がない地元住民の間でも感染が広がり始めている。南アフリカでは約200人、エジプトでは約300人が感染。南アメディアは、感染拡大阻止に失敗した場合「最悪、国内で約35万人が死亡しかねない」との予測を報じた。多くの国は航空機運航を停止したり全学校を閉鎖したりして対策に乗り出している。だが欧米やアジアの国々が実施している商店閉鎖や外出制限には踏み出せていない。(共同)

[ad_2]

Source link