豪州五輪委、今夏の選手団結成は「不可能」 「来年の東京五輪に備えるべき」 


 【シンガポール=森浩】オーストラリアオリンピック委員会(AOC)は23日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今夏の東京五輪の選手団結成は「不可能」との見通しを示し、「豪州選手は2021年の東京五輪に備えるべきだ」とする声明を発表した。

 AOCは同日午前に電話による理事会を開催した。声明でチェスターマン選手団団長は「(東京五輪が)7月に開催できないことは明らか」と明言。「豪州選手はトレーニングに前向きだが、(新型コロナによる)ストレスと不確実性は選手たちを困難な状況に置いている」と説明した。

 キャロル最高経営責任者(CEO)は「海外に拠点を置く選手は、豪州内でチームとしてのトレーニングを行うが、旅行やその他の制限によって困難になっている」と指摘した。



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