違憲性指摘せず差別助長 「特別法廷」問題で日弁連





ハンセン病患者の特別法廷を違憲とした熊本地裁の小野寺優子裁判長(奥中央)=26日午後(代表撮影)

 日弁連は25日、ハンセン病患者の裁判が隔離された「特別法廷」で実施されていた問題について、「司法による患者への人権侵害」とする調査報告書を公表した。

 長年違憲性を指摘しなかった日弁連にも、患者の人格と尊厳を傷つけ、偏見や差別を助長した社会的責任があると認めた。平成27年に患者側の要請を受け、検証を進めていた。



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