「中止でなく安堵」「準備進める」神奈川の知事や市長ら 聖火ランナーは戸惑いも

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新型コロナウイルスの爆発的患者急増に備えた対応方針について記者会見する神奈川県の黒岩祐治知事=25日、神奈川県庁

新型コロナウイルスの爆発的患者急増に備えた対応方針について記者会見する神奈川県の黒岩祐治知事=25日、神奈川県庁

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う東京五輪・パラリンピックの開催延期を受け、競技が開かれる予定だった神奈川県内の各自治体の首長らは「(中止ではなく)安堵(あんど)した」「準備を迅速に進めることができる」などと相次いでコメントした。一方、開催延期に伴い、26日から始まる予定だった聖火リレーは直前になって中止となり、県内を走る予定だった走者らは、一様に複雑な心境をのぞかせた。

 県の黒岩祐治知事は「大会の中止がないことが確認されたことに安堵している」とした上で、「新型コロナウイルスの世界的流行がおさまらない中での、アスリートのコンディションや観客の安全を第一に考えた苦渋の判断だったと思う」とコメントし、開催延期判断に理解を示した。

「やむを得ない」

 また、セーリング競技会場に予定されている江の島ヨットハーバー(同県藤沢市)から、県がヨットなど約700艇を移動させてきたことなどについて触れ、「延期は大変残念だが、1年後の開催に向け、改めて一艇一艇の利用者に理解を得ながら、開催に全力を尽くしたい」とした。

 藤沢市の鈴木恒夫市長は市役所内で記者団の取材に応じ、「感染拡大の状況を考えると、やむを得ないこととして受け止めたい」と話した上で、「開催地として盛り上げてきた機運や、おもてなしの気持ちを切らさないようにしたい。準備中の課題を洗い出すとともに、新たなスタートとして気持ちを切り替えていきたい」と力を込めた。

 野球・ソフトボールの主会場とされてきた横浜スタジアムとサッカー競技が開催される予定の日産スタジアムがある横浜市の林文子市長は「アスリートや観客、関係者にとって、安全で安心な大会の開催を第一に考えた末の判断」と理解を示し、「延期の判断を短期間で下していただき、次なる準備を迅速に進めることができる。これまで以上に、関係機関と連携し、改めて競技会場やボランティアの確保など、準備に力を尽くしていく」とのコメントを出した。

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