漫画「ドラえもん」、100年先まで読める究極の愛蔵版発売へ

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愛蔵版全45巻セット「100年ドラえもん」のイメージ。「どこでもドア」の形をした本棚は別売りだという

愛蔵版全45巻セット「100年ドラえもん」のイメージ。「どこでもドア」の形をした本棚は別売りだという

 小学館は27日、漫画「ドラえもん」(藤子・F・不二雄著)の愛蔵版全45巻セット「100年ドラえもん」の予約受付を28日に開始すると発表した。同作の50周年企画の一環。「2020年の最高の技術」を用いて製本を行い、「100年先まで読める究極の愛蔵版」が狙いだという。発売予定日は12月1日。小学館によると、現時点で多くの問い合わせが寄せられているという。

 同愛蔵版は、累計8800万部を突破した「てんとう虫コミックス」全45巻をハードカバーにしたもの。製本には強度が高く、ページを開きやすい「かがりとじ」を、表面には手触りが良く汚れにくい「布クロス装」をそれぞれ採用。本の上部には金箔(きんぱく)を貼る「天金」を施し、湿気や虫、ほこりなどの汚れに強くなっているという。

 さらに、紙焼けなどの経年劣化が少ない上質紙を採用。装丁を担当したブックデザイナーの名久井直子さんは「昔から大事にしたい本には『天金』や『布クロス装』が使われていた。強度が増すだけではなく豪華に見えるし、(読み込むうちに)味が出て美しいものになる」と意図を語る。

 主な購入層はリアルタイムで同作を読んでいた40~60代を想定。小学館ドラえもんルームの徳山雅記編集長は「のび太(同作のメインキャラクター)の孫の孫であるセワシはざっと100年後の未来からやってきた。僕らが面白く読んだドラえもんを100年後、22世紀にも届けたい」と語った。

 購入には書店かインターネット書店での事前予約が必要。全集未収録の原画などを収録した画集「ドラ絵もん」や、昨年刊行された「0巻」の愛蔵版も同時収録する。価格は7万7千円(税込)。

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