北の弾道ミサイル発射 河野防衛相「かなり多いペースで国際社会に挑戦」





陸上自衛隊の隊員に訓示する河野防衛相=28日午前、さいたま市の陸自大宮駐屯地

 河野太郎防衛相は29日午前、防衛省で記者団に、同日朝の北朝鮮の発射事案について「短距離弾道ミサイルとみられる」と述べた。今月に入り、2、9、21各日に続く4回目の弾道ミサイル発射となり、「かなり多いペースで国際社会に挑戦している」として意図の分析を進める考えを示した。

 また、新型コロナウイルスの感染が北朝鮮国内で拡大しているとの報道に触れて「そうしたことが何らか関係しているのではないか」と指摘。発射を繰り返しているのは、国内の引き締めなど可能性があるとの見方を示した。

 日本政府はその後、発射は北朝鮮東岸から北東方向に2発で、低高度で約250キロ飛行し、北朝鮮の東北部沿岸付近に落下したと推定される、と発表した。



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