主犯格カミンスカス被告に懲役14年求刑、結審 積水地面師事件

[ad_1]



東京地裁(桐原正道撮影)

東京地裁(桐原正道撮影)

 積水ハウスが架空の取引で地面師グループに土地購入代金55億円余りをだまし取られた事件の主犯格とされ、詐欺罪などに問われたカミンスカス操(みさお)被告(60)の公判が31日、東京地裁で開かれ、検察側は懲役14年を求刑した。弁護側は無罪を主張して結審。判決は5月20日に言い渡される。

 検察側は論告で「地主役の女の財務担当者だと名乗って積水側との取引に関与し、少なくとも1億円を得た」と指摘。犯行の完遂に不可欠であり、「他の共犯者と連携を図りながら一連の過程で主導もした」と述べた。弁護側は、被告は犯行に使用された偽造旅券の作成に関与していないなどとして「地主役の女が成り済ましとは知らなかった」と改めて無罪を主張した。

 起訴状によると、被告は他のメンバーと共謀し、平成29年3~6月、東京都品川区の土地売買で所有者を装い、積水ハウスから約55億5千万円をだまし取ったとしている。

[ad_2]

Source link