宇都宮南署は2日、宇都宮市内の家電量販店で、「検査でコロナと言われた」と店員に発言して店の業務を妨害したとして、威力業務妨害容疑で宇都宮市茂原町1061の18、自称自営業、桑原健次容疑者(65)を逮捕した。同署によると、桑原容疑者は「事実と違う」と否認している。
逮捕容疑は2日午後2時50分ごろ、宇都宮市インターパーク5丁目の「ケーズデンキインターパーク宇都宮店」で、店員にせき払いをしながら「病院で検査を受けコロナだって言われた」などと言い、店の営業をできなくした疑い。
同署によると、桑原容疑者の発言を受け、客や従業員は店外に避難し、店は営業を終了した。桑原容疑者に新型コロナウイルスへの感染は確認されていないという。
同署が詳しい状況や動機などを調べている。