コンビニで酒など強奪疑い 契約社員の男逮捕 神奈川県警


 コンビニエンスストアで酒などを盗んだうえ、捕まえようとした店の男性経営者にけがを負わせたとして、神奈川県警小田原署は3日、事後強盗致傷の疑いで、同県小田原市飯泉の契約社員、斎藤仁容疑者(45)を逮捕した。容疑を認めている。

 逮捕容疑は3月16日午前10時15分ごろ、同市飯泉のコンビニ店内で、焼酎ほか10点(販売価格計約4300円)を盗んだうえ、捕まえようとした経営者の男性(58)を引きずって転倒させ、さらに蹴るなどの暴行を加え、顔面挫傷など全治約3週間のけがを負わせたとしている。

 同署によると、斎藤容疑者は店から出て自転車で走り去ろうとしたところ、気付いた男性に追いつかれて暴行に及び、そのまま逃走した。斎藤容疑者は以前にも同店で万引が疑われる不審な行動をとっていたため、男性はこの日、斎藤容疑者が姿をみせた時点で駐車場に止められた自転車の防犯登録番号を確認。登録情報が端緒となり、斎藤容疑者が浮上した。



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