アフガンISトップを拘束 情報機関作戦、組織に打撃

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ISの一大拠点、アフガニスタン東部ナンガルハル州での組織壊滅を宣言していたガニ大統領=3月3日(ロイター)
ISの一大拠点、アフガニスタン東部ナンガルハル州での組織壊滅を宣言していたガニ大統領=3月3日(ロイター)

 アフガニスタンの情報機関、国家保安局は4日、過激派組織「イスラム国」(IS)アフガン・パキスタン地域トップ、アブドラ・オラクザイ幹部とメンバー19人を特殊部隊の作戦で拘束したと発表した。弱体化が指摘されながらもテロを繰り返す組織に打撃となりそうだ。

 幹部は別名アスラム・ファルーキとして知られ、出身地のパキスタン北西部や隣接するアフガン東部で活動していた。地元メディアはいずれもアフガン南部カンダハル州で拘束したと伝えた。

 ISは2015年、アフガンやパキスタンにまたがる地域を「ホラサン州」として領有すると一方的に宣言。アフガン政府や駐留米軍は掃討作戦を進め、ガニ大統領は昨年11月、一大拠点だった東部ナンガルハル州でのIS壊滅を宣言した。(共同)

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