中国空母が沖縄-宮古島間を通過 昨年以来4回目

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沖縄本島-宮古島間を南下した中国海軍の空母「遼寧」(防衛省提供)

沖縄本島-宮古島間を南下した中国海軍の空母「遼寧」(防衛省提供)

 防衛省統合幕僚監部は11日、中国海軍クズネツォフ級空母「遼寧」1隻を含む艦艇6隻が沖縄本島と宮古島の間を通過するのを確認したと発表した。この海域を遼寧が航行したのは昨年6月以来4回目。危険な行為や領海侵入はなかったが、同省が情報収集に当たっている。

 防衛省によると、海上自衛隊の艦艇が10日午後7時ごろ、長崎県・男女群島の南西約420キロの海域を南東進する遼寧とルーヤンIII級ミサイル駆逐艦2隻、ジャンカイII級フリゲート艦2隻、フユ級高速戦闘支援艦1隻を発見。その後、沖縄本島と宮古島の間の海域を南下し、太平洋へ向けて航行したことを確認した。

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