堀江貴文氏、Xで参政党に痛烈批判 「キャッシュレス」巡る議論から波紋

実業家の堀江貴文氏が16日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、一部ユーザーの投稿に対して厳しい見解を示しました。特に、日本のキャッシュレス化の遅れと、参政党を巡る外国人排斥の議論が焦点となり、その発言が大きな波紋を呼んでいます。

「クソまずい」たこ焼き店から始まった議論:キャッシュレス化への問題提起

堀江氏は14日夜の投稿で、一部の大型祭りで出店していたたこ焼き店がキャッシュレス非対応だったことに言及。「クソまずい」「マジクソ。消えて欲しい」と強い不満を表明し、「なんなんこれ」と日本の現状に疑問を投げかけました。この投稿に対し、一部のXユーザーからは「屋台でそこまで求めるのは酷では」といったコメントが寄せられました。

しかし、先日まで中国・雲南省などを訪れていた堀江氏は、この意見に対し「中国なんて奥地の青空屋台までキャッシュレスだぞ。だから負けるんだよ」と返答。中国のIT技術やキャッシュレス決済の普及度と日本の現状を比較し、日本のキャッシュレス化の遅れに対する深い危機感を露わにしました。

中国のIT化を絶賛し、参政党への批判を展開

この堀江氏の投稿がきっかけとなり、X上では中国におけるキャッシュレス決済の利便性やIT技術の生活への浸透度について活発な議論が展開されました。

あるユーザーが「中国で少し生活してたので堀江さんの言いたいことはわかります。キャッシュレス決済、それもほぼ2つの種類で国内のほぼすべて決済できる利便性は正直すごいですし、都市部に限るとIT技術の生活への浸透度は日本人からすると未来都市に行った感さえあります」とコメントすると、堀江氏はこれに同意。「そうそう。中国に行ったことのない外国人ヘイトばかり垂れてる参政党信者みたいな奴は中国バカにしてるけど、めちゃくちゃ凄いよ。もっと危機感持った方がいい」と返答し、参政党支持者が示すとされる外国人に対する排他的な姿勢を強く批判しました。

堀江貴文氏がXで政治議論、キャッシュレスと参政党への見解堀江貴文氏がXで政治議論、キャッシュレスと参政党への見解

ユーザーとの激しい応酬:堀江氏の直接的な反論

堀江氏の一連の発言に対し、Xユーザーからはさらに反論の声が上がりました。「キャッシュレス決済の遅れは参政党じゃなくて自民党のせいでしょうよ 参政党が嫌いなんか知らんけど、何でもかんでも参政党に絡めるのは違うんじゃないですか?」というコメントに対し、堀江氏は「文章ちゃんと読めてるか?参政党を揶揄してるのは外国人ヘイトのところだ。キャッシュレス関係ない。お前みたいな低知能ばかりで困るよ」と、自身の批判の意図を明確にし、批判者を一蹴しました。

さらに、別のユーザーが「参政党は中立だよ イキすぎた外国人移住に警笛を鳴らしているだけ」と参政党を擁護するコメントを寄せると、堀江氏は「お前頭に蛆虫湧いてるだろ。」と、短いながらも非常に強い言葉で直接的に反論しました。

一連の投稿は、日本の社会問題に対する堀江氏の深い危機感と、特定の政治的見解を持つ人々への強い批判を示しています。堀江氏のSNSでの発信は、社会的な議論に常に大きな波紋を広げています。

Source: Yahoo!ニュース (https://news.yahoo.co.jp/articles/c0c5a03c766f98e1092497cb3e5fdcc0de632dba)