西村康稔(やすとし)経済再生担当相は13日の参院決算委員会で、国内の新型コロナウイルスの感染状況に関し、「オーバーシュート(爆発的な患者急増)の軌道には乗っていない」と述べた。西村氏は現時点では感染者1人から平均何人にうつったかを示す「実効再生産数」が欧米ほど高くなっていないことなどを説明した。
そのうえで、政府が感染拡大阻止のために呼びかけている8割の接触削減に触れ、「スローガンではない。完全に達成できないといけない目標だ」と強調した。
日本維新の会の柳ケ瀬裕文氏がこのままでオーバーシュートを防げるのかどうか質問したのに答えた。