辺野古サンゴ移植、沖縄知事が判断先送り明言

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記者会見を行う沖縄県の玉城デニー知事=19日午前、沖縄県庁
記者会見を行う沖縄県の玉城デニー知事=19日午前、沖縄県庁

 沖縄県の玉城デニー知事は19日の記者会見で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)が移設される名護市辺野古沖のサンゴを移植するための特別採補許可について「司法の最終判断が出るまでは処分を行わない」と述べ、判断を先送りする考えを示した。ただ、県が辺野古移設をめぐり福岡高裁那覇支部に提訴したのは、特別採補許可申請について判断する標準処理期間を超過した後の17日だった。

 防衛省は昨年、2度にわたって埋め立て区域東側のサンゴを移植するため許可を求めたが、県はこれを不許可とした。これを受け、防衛省は今年3月にサンゴ類約3万9千群体について、改めて特別採補許可を申請した。県漁業調整規則では許可申請の判断を45日以内に行うとしており、この標準処理期間は今月8日に期限を迎えていた。

 標準処理期間が終わっても許可申請への判断を下さないまま法廷闘争に入ったことについて、質問を受けた玉城氏は答えなかった。同席した池田竹州知事公室長は「標準処理期間なので、必ずしもそこを過ぎたら駄目というものではない」と述べた。

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