茂木敏充外相は14日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、日本への帰国を希望している邦人が同日午前0時時点で約2千人いると明らかにした。約60カ国にまたがっており、うち1200人程度は週内に出国し、帰国できる見通しという。
残る約800人のうち400人程度はチャーター機の手配や日程調整が相当程度進んでいる。茂木氏は「医療提供体制が脆弱な国々にいらっしゃる方には早期の帰国を呼びかけ、引き続き支援を行いたい」と述べた。
これまでに邦人約6400人の帰国が実現しているが、「帰国希望者も日々増えている」(外務省幹部)という。