群馬 クラスターは4カ所に 封じ込めに全力

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クラスターが発生した有料老人ホーム「藤和の苑」=群馬県伊勢崎市(橋爪一彦撮影)

クラスターが発生した有料老人ホーム「藤和の苑」=群馬県伊勢崎市(橋爪一彦撮影)

 群馬県内で新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。「クラスター」と呼ばれる感染者集団は計4カ所で発生し、制御が後手に回れば、さらに大規模のメガクラスター(巨大な感染者集団)に発展しかねない。県と厚生労働省対策班が封じ込めに全力を挙げている。

 県によると、最初のクラスターは診療所「ましも内科・胃腸科」(大泉町)で発生した。3月12日に60代女性看護師の感染確認後、医師や事務職員、男性運転手らの感染が次々に判明。診療所関係で計8人に上り、厚労省の専門家が調査のため初めて県内入りした。診療所は一時休診の措置などにより感染拡大を押さえ込んだ。

 医療機器メーカー、日本光電富岡・富岡生産センタ(富岡市)では3月28日以降、計6人が感染。今月10日まで全従業員が自宅待機か在宅勤務に切り替えた。新たな発生も確認されておらず、「ようやく13日からの通勤再開に漕ぎ着けた」(同社)という。

 県と厚労省対策班が現在進行形で封じ込めへの対応を進めるのが、入所者や職員ら計43人の集団感染が分かった有料老人ホーム「藤和の苑」(伊勢崎市)だ。陰性の入居者を施設内に留めるほか、複数の施設で働く職員の外部への移動を制限するなどして拡散防止を強化した。

 ただ、これまでの調査で濃厚接触者数の正確な把握には至っておらず、「さらに感染者が出る可能性もある」(県関係者)ため、なお予断を許さない状況だ。

 また、10~12日に計6人の感染が判明したIHIエアロスペース富岡事業所(富岡市)も、県と厚労省対策班が本格調査に乗り出すのはこれからだ。同事業所は24日まで休業し、感染拡大を防いでいくという。

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