米国務長官、中国の新型コロナ対応批判「責任を取らせる」





ポンペオ米国務長官(ロイター)

 ポンペオ米国務長官は14日のラジオ番組で、新型コロナウイルスに対する中国政府の対応を批判した上で「人命が失われただけでなく、米国の経済的損失の原因を作った人々に責任を取らせる」と強調した。米国内でトランプ政権の対応遅れを非難する声が高まる中、批判の矛先を変える狙いもありそうだ。

 中国に関し「重要な情報を提供するのが遅すぎた。全世界が積極的に行動すべき時に守勢に立たされる要因となった」と指摘。責任追及に向け「国務省は何が起こったのか正確に検証し、調査し全ての事実を入手する」と主張した。

 ポンペオ氏は「中国政府が実際に何が起こったかに関する多くの情報を公開しないと決定した時、米国は直接対応する」と対決姿勢をにじませる一方、「米国は中国と協力できる点を模索している」と述べた。(ワシントン 共同)



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