WHOテドロス事務局長が「遺憾」と表明 米国の拠出金停止問題

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WHOのテドロス事務局長(AP)

WHOのテドロス事務局長(AP)

 【ロンドン=板東和正】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は15日、ジュネーブの記者会見で、トランプ米大統領がWHOへの拠出金を停止すると発表したことを受け、「遺憾だ」と表明した。米国が拠出金を停止する影響でWHOの新型コロナの対策に支障がでないように、他の加盟国などと協力する方針を明らかにした。

 テドロス氏は会見で「米国は長年にわたりWHOにとって思いやりのある友人で、そうあり続けることを望んでいる」と強調し、トランプ氏に翻意を促した。「今こそ、私たち全員が(新型コロナという)共通の脅威に対する共通の闘いに団結するときだ」と訴えた。

 米国はWHOに対する最大の拠出国で、年間4億ドル(約430億円)から5億ドルを負担している。テドロス氏は、米国の拠出金停止によるWHOの活動への影響について「検証する」と述べるにとどめた。停止で影響を受ける具体的な活動内容は明かさなかったが、医療物資を支援する費用などが減少する恐れがある。テドロス氏は今後、他の加盟国により多くの拠出金を要請する可能性があるとみられている。

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