米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルス感染症による死者が17日、世界全体で15万人を超えた。16日に14万人を上回ったばかりで、被害拡大の勢いは衰えていない。感染者は17日に世界全体で220万人を超え、増え続けている。
死者は3月20日に1万人を上回って以降、4月2日に5万人、10日に10万人を超え、増加のペースが急加速。14日に12万人を上回ってからは連日、1万人以上が上積みされている。
世界保健機関(WHO)の16日付状況報告によると、死者の68%は欧州地域事務所管内(トルコや旧ソ連諸国を含む)に集中。死者数が3万人を超え最多の米国は一国で約20%を占めており、欧米での被害が依然として深刻となっている。(共同)