新型コロナウイルス対策として台湾が日本に寄贈すると発表していたマスク200万枚が21日、成田空港に到着する予定であることが分かった。台湾側は今回、超党派議員連盟「日華議員懇談会」(古屋圭司会長)の要請を受け、医療現場や医療用に使用される「サージカルマスク」を日本に寄贈する。
関係者によると、台北駐日経済文化代表処はマスク寄贈について「日本への支援は台湾が国際社会の一員としての責務を果たすのみならず、双方にとっては『まさかの時の友こそ真の友』の証を刻むこととなるでしょう」との見解を示しているという。
台湾からのマスクの寄贈については、菅義偉官房長官は17日の記者会見で「台湾側から新しい声援とご支援の意向を示されたことに改めて感謝の意を表明したい」と謝意を示していた。