与党系の釜山市長がセクハラで辞任 市長執務室で女性公務員被害

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記者会見で謝罪する韓国・釜山市の呉巨敦市長=23日、釜山市(聯合=共同)

記者会見で謝罪する韓国・釜山市の呉巨敦市長=23日、釜山市(聯合=共同)

 【ソウル=名村隆寛】韓国南東部・釜山(プサン)市の呉巨敦(オ・ゴドン)市長(71)が23日、女性公務員に対するセクハラの責任をとり、辞意を表明した。呉氏は記者会見で、「約5分の面談の間に、不適切な行為に及んだ。不必要な身体接触を行った」と謝罪。「不適切な行為」についての具体的な説明はしなかった。

 聯合ニュースによれば、女性は市長執務室で被害に遭い、釜山の性暴力相談所に相談。呉氏の辞任を求めた。呉氏は盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で海洋水産相を務め、2018年6月の市長選に文在寅(ムン・ジェイン)政権の与党「共に民主党」から出馬し、初当選した。市長の補欠選挙は来年4月に行われる予定。

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