米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルス感染症による死者が22日、世界全体で18万人を超えた。21日に17万人を上回ったばかりだった。各国での検査態勢の拡充も反映し、感染者は22日に世界全体で260万人を超えた。
死者は3月31日に4万人を上回ってからは、1~2日ごとに1万人以上増えてきており、被害拡大が衰える気配はない。約4万6千人の米国が最も多く、イタリア、スペイン、フランスの欧州3カ国は各国の死者が2万人を超えている。
世界保健機関(WHO)の21日付状況報告によると、死者の65%は欧州地域事務所管内(トルコや旧ソ連諸国を含む)から。米国と合わせ、死者の9割近くが欧米に集中しており、深刻な被害状況が浮き彫りとなっている。 (共同)