GW中の「越境」自粛を要請 東北・新潟7県2市が緊急宣言へ





新型コロナウイルス感染を予防しようと掲示された「NO!3密」のポスター=東京都港区(宮崎瑞穂撮影)

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、東北と新潟の7県知事と仙台、新潟の両市長は24日、住民に対して、大型連休中の県境をまたぐ外出の自粛を要請する方針を固めた。「東北・新潟緊急共同宣言」として24日中に発表する。帰省や観光で人の往来が増えて感染が広がらないように圏域で連携する。

 関係者によると、自粛要請の期間は25日から5月6日まで。県境を越える外出のほか、感染者数の多い首都圏や関西への移動も控えるように求める。スーパーやドラッグストアでは家族連れでの買い物を避けるなど、密閉、密集、密接の「3密」の回避を徹底するよう呼び掛ける。

 北海道と東北6県、新潟県でつくる北海道東北地方知事会のうち、重点対策が必要な「特定警戒都道府県」に指定された北海道を除いた7県に、政令市の2市を加えた枠組みで大型連休中の対策を検討してきた。



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