お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史さん(49)が1日未明、ニッポン放送の「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」で、「ぼくの発言によって、たくさんの人たち、特に女性の皆さんに不快感を与えたことについて、まずは心から謝罪させていただきます。本当に申し訳ございませんでした」と不適切な発言を謝罪した。
岡村さんは前週(4月24日)の同番組で、新型コロナウイルスの感染拡大をめぐり、「コロナが終息したら絶対面白いことがある」と発言。続けて「コロナが明けたら、なかなかのかわいい人が、美人さんがお嬢(風俗嬢)やります」「短時間でお金を稼がないと苦しいですから」などと話していた。
番組の冒頭、岡村さんは「どういう発言だったのかを今ここで振り返ると、また不快な気持ちにさせてしまう」と述べた後、「コロナウイルスで緊急事態宣言が日本全国に出されている状況で、リスナーの方も、そうでない方も、多くの人が不自由な生活、苦しい状況にある中で、大変失礼な発言をしてしまいました。経済的な問題で生活が苦しくて、やむを得ず風俗業につく方がいらっしゃることへの理解や想像力を欠いた発言をしてしまいました」と説明。「本当に申し訳ありませんでした」と謝罪した。
岡村さんは前週の放送を聞き返したといい、「20年以上パーソナリティーをやらさせていただいているんですが、たくさんの方に不快感を与えてしまいました。大変な失言だったと思っています。情けないです。それが本当に正直な気持ちです」と沈痛な声で語った。さらに音楽や番組のタイトルコールを挟み、「リスナーに甘えていたかもしれない」などと10分以上にわたって謝罪の言葉を繰り返した。