赤羽一嘉国土交通相は8日の記者会見で、今月10日までとしていた高速道路料金の土日・祝日割引を適用しない期間を31日まで延長すると発表した。新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言の延長を受けた対応で、サービスエリア(SA)のレストランや土産店の営業自粛も引き続き呼び掛ける。
赤羽氏は大型連休(4月25日~5月6日)の高速道路交通量が昨年の連休から70%減少したことに触れ「移動抑制効果が出ている」と述べた。
割引は自動料金収受システム(ETC)を搭載した普通・軽自動車、自動二輪で東京、大阪近郊を除く地方の高速道路を通行した場合に適用。東日本、中日本、西日本の高速3社の区間では3割引きされる。
これまでは4月29日と5月2~6日、9~10日を適用除外の対象としていた。