東京都の協力金、支給開始 事業者、申請6万6千件

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東京都新宿区の東京都庁の第一本庁舎(佐藤徳昭撮影)

東京都新宿区の東京都庁の第一本庁舎(佐藤徳昭撮影)

 東京都は11日、新型コロナウイルス対策として、5月の大型連休までの休業要請に応じた中小事業者に50万~100万円を支払う「感染拡大防止協力金」の支給を始めた。都が最大で13万件と見込んだ支給対象のうち、申請件数は8日夕時点で約6万6千件に上った。緊急事態宣言の延長に伴い、5月末まで協力した事業者にはさらに同額を追加支給する方針。

 都は4月22日から申請を受け付け、店や事業者から休業を告知するポスターやホームページの写しなどの提出を受けて順次審査。最も早く進んだケースで5月10日までに振り込み手続きを済ませた。

 申請は6月15日まで受け付けているが、休業を示す書類に休業期間や屋号が明示されておらず、追加提出を求めるケースもあるという。

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