【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は10日、オバマ前大統領が政権の新型コロナウイルス対応を「大惨事」と評したと報じられたことに関し、政権の対応は「高い評価を得ている」とツイッターで反論した。特に、中国からの入国規制を早い段階で実施したことが評価されていると指摘した。
トランプ氏はまた、2009年から10年にかけて豚インフルエンザが世界的に流行した当時のオバマ氏とバイデン前副大統領の対応について「評価は低く、世論の支持も得られなかった。何をやっているのか分かっていなかった」とこき下ろし、自身の対応の方が優れていると主張した。
トランプ氏は一方、「トランプ・オーガニゼーション」が所有する西部カリフォルニア州のゴルフリゾート「トランプ・ロサンゼルス」が9日から営業を再開したことも紹介し、「わが国が(経済活動を)再開するのを見るのは素晴らしいことだ!」と強調した。