米、川崎病症状の調査強化 「注視」とトランプ氏





11日、新型コロナウイルスの検査機器を前に会見するトランプ米大統領=ワシントン(AP)

 米国で川崎病のような症状の子どもが報告され、新型コロナウイルス感染症との関連が注目されていることについて、トランプ米大統領は11日の記者会見で「世界でも報告されており、まれな症例だが注視している」と述べた。

 政府対策チームの担当者は調査を強化する方針を示した。

 対策チームの厚生省高官は、疾病対策センター(CDC)が小児科医とのネットワークを活用して症状や発症者の特徴などを分析し、症例の定義をまとめる方針だと説明した。

 川崎病は主に乳幼児がかかり、全身の血管に炎症が起きる。原因は不明。新型コロナが流行する東部ニューヨーク州で似た症状の子どもが90人を超え、少なくとも3人が死亡したとして米国でも関心が高まっている。欧州でも報告例がある。(共同)



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