群馬 コロナ感染実態把握へ PCR検査1日100件体制構築 

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群馬県の山本一太知事(柳原一哉撮影)

群馬県の山本一太知事(柳原一哉撮影)

 群馬県は、新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査の増強に向けた体制づくりに乗り出した。検査件数を底上げし、流行状況の正確な実態把握を通じて感染拡大の「第2波」に備えるとともに、県民の安心感の醸成につなげる。

 県内のPCR検査はこれまで主に県衛生環境研究所(前橋市)が実施。これに加え、県の委託で地元医師会が運営する「地域外来・検査センター」が今後13カ所程度整備される見通しだ。13日運用開始の館林地域の同センターは週3回、1日10人程度の検査に取り組む。

 これにより検査件数は格段に増える。山本一太知事は「伸び悩んでいたが、当面の目標は1日100件とし、さらなる拡充を目指す」との方針を示した。

 新型コロナウイルス感染症対策専門家会議によると、人口10万人当たりのPCR検査件数は先進各国が数千件に上るのに対し、日本は200件弱。検査の遅れで患者の重症化を招きかねないなどの指摘があった。

 山本知事は体制強化により「適切なタイミングで検査を受けられるようにしていく」と強調した。

 また、県はPCR検査よりも迅速診断ができる「抗原検査」についても活用を検討していく。

 県内では12日、新規感染者が確認されず、6日連続でゼロとなった。感染者は累計147人(うち18人が死亡)。

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