カナダ出身のロック歌手ブライアン・アダムスさんが新型コロナウイルスを巡りインターネット上で投稿した内容に対し、中国人差別との批判が高まり、アダムスさんは12日、謝罪した。
アダムスさんは11日、ロンドンでの公演の中止を写真共有アプリ「インスタグラム」で報告した際、最初に感染が拡大した中国を念頭に「コウモリを食べ、市場で動物を売り、ウイルスをつくる卑しいやつら」のせいだと表現。中国人への差別だとしてネット上で「炎上」していた。
アダムスさんは12日の投稿で「私の投稿を不快に感じた全ての方に謝罪する」と表明した。「ヘヴン」などのヒット曲で知られるアダムスさんは、自身がビーガン(完全菜食主義者)であることを明らかにしている。(共同)