NGT48、新型コロナ対策支援 新潟市にマスク1万枚





新潟市にマスク1万枚を寄贈したNGT48のメンバー=14日、新潟市役所(本田賢一撮影)

 新潟県を拠点に活動するアイドルグループ「NGT48」が14日、新潟市にマスク1万枚を寄贈した。マスクは、市が実施している乳幼児向け事業で活用する。NGT48のメンバーが行政のイベントに姿を現すのは今年初めて。新型コロナウイルスの感染拡大で暗い話題が多い中、明るい話題を提供した。

 市庁舎内で行われた贈呈式には、キャプテンの角ゆりあさん(19)や奈良未遥(みはる)さん(22)、本間日陽(ひなた)さん(20)の3人が出席し、市こども未来部の小柳健道部長にマスクを手渡した。

 角さんは「新潟で活動しているので新潟のために何かしたかった」。現在の活動について、本間さんは「(新型コロナの影響で)ファンと会えない時間が長くなっており、SNSを通じて感染予防の情報などを発信している」と語った。

 マスクのパッケージの中には、奈良さんが考案したキャラクターのシールが入っており、「マスクに付けることで笑顔になってくれたらうれしい」と話した。

 NGT48をめぐっては、元メンバーの山口真帆さん(24)が一昨年12月に男性ファン2人から暴行被害を受け、活動に大きな支障が出た。現在は今年3月に設立された新会社「Flora」(新潟市)が運営している。マスク寄贈はNGT48にとっても明るい話題となった。

 同社の幹部は「新潟県の緊急事態宣言が解除されたとしても、当面、SNSを通じた活動になるのではないか」としている。



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