野村証券は15日、政府が新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言を39県で解除したことを受け、対象地域で一時休止していた店頭業務を19日に再開すると発表した。野村は4月20日から、全国の店舗で店頭業務を一時休止している。
野村によると、対象は計60の支店や営業所。宣言が維持された8都道府県など一部での休止は継続する。感染対策で出勤者を抑制しており、顧客にはインターネットの利用や来店時の事前予約、マスクの着用といった対応を呼び掛けている。
SMBC日興証券など全国で店頭業務を一時休止している他の大手証券各社も来週以降、解除地域で再開する見通しだ。