露外相「真実を隠さず」 死者統計への疑問報道に





ロシアのラブロフ外相(ロシア外務省提供、タス=共同)

 ロシアのラブロフ外相は15日、新型コロナウイルス感染による死者数が他国に比べ極端に少なく、国内外メディアで統計の正確性を疑問視する報道が出ていることに関し、ロシア政府が真実を隠すことはないと保証すると強調した。ロシア紙RBKとのインタビューで語った。

 ラブロフ氏は「これは人の生命に関わることだ。他国を中傷するために新型コロナの状況を利用するのは言語道断だ」と主張した。

 ロシア政府内での死者数の過少申告などを報じた米紙ニューヨーク・タイムズや英紙フィナンシャル・タイムズに対し「記者は報道内容に責任を持つべきだ」と強調。一方で両紙が訂正記事の掲載を拒否した場合でも、ロシア駐在記者の記者証没収までは計画していないと語った。(共同)



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