中国、集団感染発生の市トップを解任 全人代控え警戒強化

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全人代控え、新型コロナウイルスへの警戒を強化する中国の習近平国家主席(共同)

全人代控え、新型コロナウイルスへの警戒を強化する中国の習近平国家主席(共同)

 【北京=三塚聖平】中国国営新華社通信は16日、吉林省共産党委員会が同省舒蘭(じょらん)市トップの李鵬飛(り・ほうひ)同市党委書記の解任決定を15日夜に発表したと伝えた。解任理由の説明はないが、舒蘭市を中心に新型コロナウイルスの感染者が増えている責任を問われたとみられる。重要政治日程の全国人民代表大会(全人代)の開幕を22日に控え、感染の再流行に警戒を強めている。

 舒蘭市は同省吉林市の中にある行政区画で、吉林市副市長が舒蘭市トップを兼任することが決まった。

 中国メディアによると、今月7日に舒蘭市で女性1人の感染が判明。これに関係しているとみられる感染者が、16日までに吉林市と遼寧省瀋陽市で計30人程度にまで及んでいる。感染拡大を防ぐため13日に吉林駅が封鎖され、これまでに吉林、遼寧両省で8千人超が隔離されたという。

 中国政府は「中国本土での感染流行のピークは過ぎた」と判断し、本土外からの感染者の流入対策を重視していた。習近平国家主席は14日の会議で、吉林省など集団感染が起きた地域での「的を絞った感染予防措置の強化」とともに、全人代期間中の首都・北京の感染対策強化を指示した。

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