米欧の職場、徐々に人出戻る ベルリンは流行前の7割に

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新型コロナウイルスへの感染拡大に伴い、政府が出した外出禁止措置に対し、反対集会に参加した人々=5月23日、ベルリン(ロイター)

新型コロナウイルスへの感染拡大に伴い、政府が出した外出禁止措置に対し、反対集会に参加した人々=5月23日、ベルリン(ロイター)

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ外出制限の段階的緩和を始めた米欧の職場に人出が徐々に戻りつつある。米グーグルがスマートフォンなどの位置情報に基づき人の移動先を分析したデータによると、緩和開始が早かったドイツの首都ベルリンでは流行前の約7割に回復した。

 グーグルが開発した「コミュニティ・モビリティ・レポート」に基づき調査した。同レポートは流行本格化前の2月上旬までの人出状況を基準とし、世界各地の変化を示している。

 15日時点の職場への人出をみると、ベルリンでは流行前の基準の67%で、3月下旬には半減していた状況から回復。フランスのパリでは流行前の42%に、英ロンドンでは32%に戻り、ともに最低だった時期から改善はみられた。ドイツでは6日に外出制限を緩和。フランスは11日、英国は13日に制限緩和に踏み切った。

 米ニューヨーク州では職場への人出が流行前の4割前後の水準に減ったが、5月15日時点で5割近くに改善。同州ではこの日、一部地域で製造業や建設業が再開された。

 飲食店などを含む小売り・娯楽施設への16日時点の人出はベルリンで流行前の57%に回復した。キリスト教の祭日イースターを除いて最も落ち込んだ3月29日には流行前の17%だった。ベルリンは15日に飲食店の営業も再開している。パリでは最低時には流行前の1割以下に減った人出が16日には約4割まで増えた。パリでは制限下で流行前の1~3割にまで減った公園の人出も5割前後に戻った。

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