【モスクワ=小野田雄一】ロシアのプーチン大統領は26日、新型コロナウイルスの流行により延期していた第二次世界大戦の対ドイツ戦勝を記念する軍事パレードを6月24日に行うと表明した。ショイグ国防相とのビデオ通話形式での会議での発言を国営テレビが伝えた。パレードは当初、対独戦勝記念日の5月9日に予定されていた。
プーチン氏は「(対独戦が終結した)1945年は6月24日に軍事パレードが行われた」と説明した。
プーチン氏はまた、「専門家によれば、ロシアにおける新型コロナの流行はピークを過ぎた」とも語った。ロシアでは一時、新規感染者が連日1万人を超えていたが、最近は9000~8000人台で推移している。